ユーザーレポート 日経印刷株式会社 様

お客様名:日経印刷株式会社 様

生産本部  第一印刷部  部長

本社

プリンティングセンター

ハイデルベルクフロント

浮間工場

http://www.nik-prt.co.jp

山田 一則 様

:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-15-5

:〒135-0023 東京都江東区平野2-2-39

:〒135-0023 東京都江東区平野2-3-14

:〒115-0051 東京都北区浮間2-15-8
調色名人
生産本部 第一印刷部
山田一則部長様

御社の業務内容・特長をお聞かせください。

当社は一昨年お蔭様で創業40周年を迎えることができました。その節目の年から更に生産技術を高め、製品の高品質化、納期の短縮などお客様の視点に立った改善活動を一層推進すべく生産現場から営業・管理部門にいたるまで抜本的に現状を見つめなおし改革しております。また、これからも心を新たにして未来に向けて飛躍してゆこうと思っております。

■印刷設備■

菊全両面4色機2台/A全2色機2台/菊全2色両面兼用機4台/A全単色機24台

菊半2色機1台/両面4/6全1色機2台/両面4/6全2色機2台

合計37台


「調色名人」を導入したきっかけをお聞かせください。

当社では全37台の印刷機械の1日毎の生産量を決める為、標準時間で「この仕事」は何分で出来るかが分かるようにポイント制で工数管理しています。そのため新入社員でも、営業から部数・台数等の仕様を伝えられ、『予定入りますか?』と聞かれたら、すぐ答えられる状態にしております。しかし、どうしても色数が多いと時間通り終わらず、生産計画が狂ってしまいました。

そこで、5社〜6社のCCMシステムを見学し、調色時間(ストップウォッチで計ったりしました)・色の精度ほか…で1995年7月に『調色名人ミドル』の導入を決定。予想していた以上の効果があり、さらに2004年5月に『調色名人マークU』を導入しました。


「調色名人」導入後の感想をお聞かせください。

ミドル導入時もかなりの効果はありましたが、攪拌機付きの「マークU」導入後は、女性でも簡単に色出し・攪拌が出来るのでかなり楽になりました。現在は「マークU」がプリンティングセンターに、「ミドル」を浮間工場に移し稼動させております。現在では調色数も増え、一日平均22色を超えました。また、担当も2人からすぐに1.5人に出来、今では一人で担当しています。


●プリンティングセンター:「マークU」 月平均490色(2005年実績)

●浮間工場        :「ミドル」  月平均100色(2005年実績)


一番良かった点・変わった点をお聞かせください。

当社は昨年からトヨタ生産方式を取り入れ、NPS活動を展開し、生産効率アップを目指していますが、印刷において、効率アップを阻害している大きな要因として「印刷機の色替え時間」がありました。その時間が「調色名人」導入前と比べると半分以下になっています。

また、インキの作りすぎ・買いすぎ・廃棄処分も大幅に削減できました。


今後の「調色名人」に期待することをお聞かせください。

完成度の高い機種なので、不満を言う訳ではありませんが、どのメーカーでも成し遂げていない、テスターのローラーにインキ必要量(盛り量)が簡単に出せる設備があるといいですね。また、攪拌機(ミキサー)での攪拌で、缶の底・側面まで完全に混ざるようになれば、最高のシステムになると期待しています。




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